2010年5月20日木曜日

自然の造形美 Naiture table





←これが私のネイチャー テーブル(?)
カウアイ島のハナ近辺で見つけた丸いもの。
左からボールのような石、パンの実(?)ジャックフルーツ パンの木の実で作るパン!試してみたかったのですが、ゆでたりいろいろ大変そうであきらめましたが、どなたか挑戦された方はいらっしゃいませんか?


自然には目を疑うような造形美あります。 たとえばロマネスクというブロッコリーの仲間。一つの螺旋に見える房の中にさらに小さな螺旋があり、まるでCGで作ったかのようで、その完璧な螺旋の遺伝子は不思議なほど美しすぎて 逆にグロテスクだと私は思う。すまない、ロマネスク!きみはあんなにおいしいのに!3秒以上直視できないのよ~~~



上のさなぎは、ご覧のとうり金色!!
沖縄に生息するオオゴマフアゲハです。卵、青虫時代は特に他の子たちと変わらないのですが、(アゲハなんでモンシロチョウより倍ほど大きいですが)さなぎは、あり得ないほどピッカピカの金色です。京都市青少年科学センターで撮影しました。

この間ゴールドコーストのお友達のうちで、小学校1年生の息子さんの集めた宝物を見せてもらいました。

彼はシュタイナー教育の幼小中高一貫校に通っていて 学校もまるで森の中のログハウスのようでした。

その宝物は、(自然の中で見つけた宝物を展示している机=Naiture table)いろいろな場所で見つけたという半輝石や流木に交じって乾いたトンボがいました。 よく見ると本物のトンボではなく、草の節がたまたまトンボのような羽と足に見える造形だったのです。

きっと身近なところにも そんな素敵な発見があると思うんです。ちょっとゆっくりとふだんの道を歩いてみようかな~と思いました。


2010年5月19日水曜日





石畳 ヨーロッパの路地も古代ローマ帝国の道も、京都にも美しい石畳があちこちで見られます。ギャラリーの入り口横は色とりどりの石と瓦を敷きました。話がこじつけがましいですが、石にもガラスと共通点がたくさんあるんですよ。まずは硬質の物体であることには皆さんもうなずくのでは?両者とも強い衝撃で割れますね、ほらそれも共通点。あとは色の発色、石にもご覧のとうりオレンジ、黒、白、緑など様々な色合いがあります。ガラスも、宝石も自然界で見られるほぼすべての色があります。この色は遷移金属(イオン)によるものです。私の使っているガラスも大半は酸化金属による着色がなされています。 透明のガラスなのに金属が入ってるなんて!!にわかには信じられないでしょうが、溶けたガラスに銅や、鉄、チタン マンガン、金などが微量に混ぜるとその金属特有の色を発色します。石とガラスでは金属による発色に差があるものもありますが原理は似ていますね。



クリアーで目立ちませんが、小さなティーカップ&ソーサーがメニューボード上にあります。クーガラス店LAPINグラスアイ担当のAが製作したもので、’アリス イン ワンダーランド’イベント用のもの。あのファンタジーな世界観は、元来植物と爬虫類好きの私のガラスジュエリー デザインにも大きく影響しています。

雑穀ざっくりピザ



2010年5月18日火曜日

ガラス作りと飴細工

ガラス細工、とんぼ玉づくりには多少の時間がかかります。左上にあるスパイラル模様、これはこのパーツのみを先に作り、本体となる玉を溶かしている時に再度熱し表面に巻きつけるのです。
この辺りは粘土細工と同じですね。作業を見学された方の中で、「飴細工のよう」と表現なさった方がみえました。
飴細工と称され、まことに光栄です。私は小学生のころ リアルではなかなか見られない飴細工をテレビで見たとき衝撃を覚えました。 
いつもは固く、塊でしかない飴が、職人さんの作業台の上では全く別の物のように 曲げたり~伸ばしたり~ハサミで切りこみを入れたり!! 素早い手つきで飴に生命を与える姿に感動し、同時にいつか私も!なんて憧れました。いまでも機会を作りぜひ一度飴細工に挑戦したいです。

話があらぬ方向に往ってしまいましたね、 すみません。つい、、、あの日の感動がよみがえってしまいました。
まあ、飴細工もガラスも透明で、3次元のアートであることに変わりありません。色を重ね、ツイストして飴ならキャンディーステッキ、ガラスではレースガラス、はたまた金太郎飴とミルフィオリなど類似する点はあります。
今日は飴のように艶やかでつい口に運びたくなるような キャンディー玉を作ろうかな~